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洋室から和室にリフォーム

●和室を選ぶメリット


・使い勝手の良さ
畳にはクッション性があるため、テレビを見ながらゴロンと横になれるなど、洋室にはないくつろぎの空間を確保しやすい点が和室の魅力です。また、家具、調度品、置物の種類やレイアウトによって居間、寝室、客間などいろいろなシーンに対応できます。椅子がいらないので、大人数のお客さんが来ても柔軟にお迎えできます。

・優れた吸音性と吸湿性
畳はイ草を何層にも編み込んで作られているため、吸音性や吸湿性に優れています。梅雨や夏場の時期は湿度を放出し、冬場は乾燥防止をしてくれるので、電化製品に頼ることなく、天然素材の力を活かして快適に過ごすことができます。また、マンション住まいの場合でも畳が足音を吸音してくれるため、下階への音漏れ防止に効果的です。

●和室へリフォームするときのポイント


・床面のみのリフォーム
洋室から和室へ手っ取り早く変えたい、あるいは費用を抑えたい場合は、フローリングの上から畳を敷き詰めるだけの簡易リフォームが良いでしょう。引き戸の場所や部屋の角に応じて畳を自在にカットできるため、カーペットを敷き替えるように簡単に行えます。

・部屋全体をフルリフォーム
部屋の雰囲気を洋から和へと大きく変えたい場合は、フルリフォームを行います。ただし、和室とリビングが一体化したタイプの間取りの場合、和室のことだけを考えてリフォームをすると、全体の統一感が失われてしまうおそれがあります。

引き戸を開けっ放しにして、和室をリビング感覚で使う場合は、リビングと同系色のクロスを使用するなどして統一感を演出しましょう。また、和室を客間にするのか寝室にするのかによって、照明の選択も変わります。フルリフォームを行う場合は、住宅全体のバランスに配慮することが大切です。

●床の高さを揃える


「和室から洋室」「洋室から和室」、どちらの場合も床の高さを調整する必要があります。一般的には畳の厚さが5~6cmなのに対して、フローリングは1.2~1.5cmであり、約4.5cmの差があります。

和室を洋室にリフォームする際、畳を外してフローリングを敷くだけでは、部屋続きになっているリビングなどとの段差ができて、高齢者や子どもの生活に支障をきたすおそれがあります。そのため、下地材を作って段差を埋め、床の高さを揃える必要があります。

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